2017年6月アーカイブ

奈良の友人から毎年送られてくる和歌山産の釜揚げしらす。
昔ながらの木の枠に、びっしり入れられた湯気があがりそうなほどにふっくら白いしらすが
なんと2段重ねで届くのです。

できたてを食べるのがもちろんベストですから、
届いた瞬間から、おすそ分けの準備が始まります。
ほんの一口ずつですが、やはり、普段では手に入らないモノは
本当に喜んでもらえます。

「わあ、うれしい」
「大好物なの」
「こんなおいしいしらす初めてよ」など、
こんな反応が嬉しくて、美味しいものはみんなでいただくようにしています。

すぐに食べられるように、おろし用の大根もセットにして8人分、
首を長くして待っていた社員や友人に、そして、
今年はちょっと近くにお住まいの大先輩にもおすそ分けをしました。

するとどうでしょう。その大先輩の奥様から
「しらすは主人の大好物なんです。ありがとうございます。
これ我が家にあったので、お口汚しですが」と紙袋を渡されました。
私がお渡しした小さな紙袋の何倍も大きな紙袋。

「お礼などいりませんので」と私が言う間もなく、
奥様は嬉しそうに小さな紙袋を手に戻って行かれました。

自宅にもどり、
「こんなのもらっちゃったあ」、と言いながら、
開けてびっくり、びっくりです。

季節の、あの赤い大きなさくらんぼがびっしり2段に並んだ豪華箱。
さくらんぼの顔がみんな同じ方向を向いて並んでいるあの、高価なさくらんぼです。

嬉しかったのなんのって、
大大好物ですから。
こんな高級品めったにいただけませんから。
 

それにしても昔の方は素晴らしいです。
人の心遣いをしっかり受け止めて、
なにもなかったようにお返しをしてくださる。
いいですね。
こんな人でありたいですね。

釜揚げしらすがさくらんぼに化けたのも嬉しかったですが、
こんな素敵な出来事にも胸キュンでした。

さくらんぼ.jpg

高級さくらんぼはどうしたかって?
もちろんみんなでワイワイ頂きました。
二度も幸せを運んでくれた釜揚げしらすにも感謝です。










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日経DUALより私のインタビュー記事(上)が掲載されました。

「壁だらけの人生をどう越えてきたかをとてもわかり易くまとめてくださいました。

自分で読みながら、「そうだったなあ」、なんて振り返ってみたりしています。

後進のみなさんのご参考になれば。




続きの(下)は来週です。

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プロフィール

蟹瀬 令子

かにせ れいこ

上智大学文学部英文学科後、博報堂に入社し、コピーライターやコピーディレクターとして活躍。1999年、「ザ・ボディショップ」を日本で展開するイオンフォレストの代表取締役社長に就任。
ケイ・アソシエイツ代表として、外資系企業、および国内企業のブランディング、マーケティングを手がける。2007年スキンケアブランド、LENAJAPONを立ち上げ現在にいたる。