2012年2月アーカイブ

久々にデパートのランジェリー売り場に足を運んだ。
薄着になる季節に合わせて、
「たるんだ肉が外に響かない矯正下着などないかしら」、
という軽い気持ちで出かけたのだが、売り場に入るなり、そこはお花畑。
あまりの美しさに目を奪われた。

40代位の店員さんに声をかけ、用件をいうと、
ベテランらしいふるまいで、いくつかの商品を揃えてくれた。
私用にはお花畑とは全く無縁の色と形が並んだ。寂しい。

試着をしていると、かの店員さんが手伝いに入ってきて一言、
「寄せられるものはすべてバストとお考えください」
「なに、寄せられるもの。そうそう、背中の肉も、
おなかの肉もすべて横から、下からと上に寄せられる。」
「ったく、このって感じで、言い当てているのがなんとも悔しい」

[このっ、このっ、このっ、]と心の中で繰り返しながら、
寄せられるものなんて山ほど持っているもんねーと開き直って、
満開のお花畑を後にした。

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20歳まではゆっくり過ぎていた時間が今は秒速で過ぎていく。
2007年の11月に新しいスキンケアブランドLENAJAPON(レナジャポン)を立ち上げて
丸4年があっという間に過ぎ、今年5年目の春を迎える。
 
あといくつ寝ると還暦かなと思っていたら、それも過ぎた。
つい最近、還暦を迎えた大物歌手が「今から新しい一歩」と宣言し、
小説まで出版してしまった。
84歳になるバリバリのビジネスマンの先輩とゴルフをすれば、
私より飛ばし「若いの、飛ばねえな」とおっしゃる。
 
40の時は50になれば立派な大人扱いされると思っていたのだが、
60になっても「若い、若い」といわれる。
 
まったく、「このっ、まだ若造扱いですか。きっついなぁ」
体力、知力ともに立派に中年坂を越えたのに、
人間としてできていないって言われているみたいだね。
長寿社会じゃ、40,50は鼻たれ小僧、60だってひよっこです。ああ、実感。
 

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プロフィール

蟹瀬 令子

かにせ れいこ

上智大学文学部英文学科後、博報堂に入社し、コピーライターやコピーディレクターとして活躍。1999年、「ザ・ボディショップ」を日本で展開するイオンフォレストの代表取締役社長に就任。
ケイ・アソシエイツ代表として、外資系企業、および国内企業のブランディング、マーケティングを手がける。2007年スキンケアブランド、LENAJAPONを立ち上げ現在にいたる。

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