2006年8月アーカイブ

「私」を満たす化粧品がほしい。

スキンケアの本質は一に保湿、二に保湿、と思っている私はつねづね、保湿力が強く、持続が高く、使い心地の良い化粧水が欲しいと思っている。世界には星の数ほど化粧品があるのに、ありすぎていまだ自分にあったものが選べないでいる。

というのも化粧は、洗顔に始まってメイクアップで終わる。その行程を考えると、全商品のバランスを考える必要があるのだか、このバランスがとりにくい。すべての行程を踏まえたうえで、化粧水の濃度や化粧下地の濃度をきめていくなどということはほとんど不可能に近い。色々なブランドのいいとこどりをしようとするからだ。広告で、シミに効くといわれたら、そうかと飛びついてしまうし、日焼けを防ぐにはコレが一番といわれれば、それでなければならないと思ってしまう。それでも成り立ってしまうのが化粧の世界なのである。

50を過ぎると、とにもかくにも肌が気になる。透明感があり、張りのある肌を保ちたいと思う。きれいな肌を保ち、出来るだけ、薄化粧でいたい。しかし、現実は反対で、肌がくすみ、シミなどが気になりだすので、どうしても厚化粧になってしまう。そこをどうにかしたいのである。

もうひとつ贅沢をいうならば、簡単で、続けられるものがいい。この年になると手元が危うくなる。目も遠くなり、ラベルの字も読みにくくなる。だから、たくさんの商品を洗面台に並べて、順番に使うなどというのは面倒で仕方ない。ラベルの読み間違いで化粧水の前に乳液をつけてしまうなんてへまもやる。スキンケアは出来れば、ひとつですめばいい。入念な洗顔の後は美容水のみ。あとは日焼け止めと薄いメイクアップ。それで、ゆっくりと美しく年を重ねられたらいうことはない。アンチエイジングではなく、スローエイジング。シンプルエレガンス。いつまでもさびないプラチナエイジを目指したい。

で、自分で作ろうかなと考えている。自分にあったシンプルスキンケア商品を。

私と同じ思いの女性達の希望を満たすためにも。私がやる、ってのはどうだろう。やってみて後悔はないだろう。失うものはなにもないのだから、ね。
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Vol.1 令子は今。

2006/08/22 11:11

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<過去ブログからのアンコール>
レナジャポンの誕生にまつわるさまざまな秘話を過去の蟹瀬令子のブログよりピックアップして再掲載いたします。開発時、新発売期の熱い思いを綴っています。

Vol.1 令子は今。
(ザ・ボディショップの社長を退任して、皆さんから何をしているのという問い合わせにブログでおしらせしたものです。)

さて今日は、最近の動きをすこし。

☆今、来年1月に出版予定の本を書いています。テーマは「キャリアの道」についてかな。中学生の方でも読めるように、やさしい言葉を捜しながら、自分の通ってきた道、道で考えたことを少し書き留めていっています。書き始めると、本当にいろいろなことをやってきたのだなとあらためてビックリする次第。出版の暁には、働く方々やこれから社会に出ようという方にぜひ読んでいただきたいと思っています。
→講談社から「やっぱ、自分ブランドでしょ」という本になって出版されました。

☆友人のひと言がきっかけになって化粧品を本気で作っています。「今でも化粧品ジプシーで、自分にあったものが見つからないのよ。令子さん、なにかいいものない」何人もの友人が、とくに仕事をバリバリやっている女性達からの質問です。忙しいし、スキンケアに時間はかけられないし、といって、人前に出ることが多いので、肌は気になる。そんな友人達です。奉仕精神がめきめきと頭をもたげてきて、「そうだ、こんな友人のために、何か役に立たねば」なんてね。で、得意分野でもあることだし、と走り出しました。さて、さて、どんなものが出来上がるか、楽しみにお待ちくださいな。

☆日本の若者の文化芸術活動を支援するためのファンドを準備中。実現はいつのことかわかりませんが、この活動を通して、若者の健やかな精神の育成に寄与できたら、という大きな夢を追いかけています。日本中の人を巻き込んでいけたら、なんて、ちょっと欲張りでしょう。でも、夢って大きいほうがいいです。しぼんでいかないから。現在はこの話をあちこちで話しては、一緒にやってくれそうな方々を探しています。

☆本業であるマーケティングのお仕事もやっています。今はマーケティングというより、企業のブランディングのお手伝いが多いです。マーケティングは短期勝負で商品を売る戦略を考えますが、ブランディングは長期スタンスで商品や企業のカタチを作っていくものです。結構地味にこつこつですから、辛抱の時間がいります。ソニーやナイキなど世界ブランドになっているものも、長い年月に紆余曲折を乗り越えての今ですから。

☆ジャーナリストの夫とバレーリーナを目指す娘の「ときどきマネジャー」もやっています。マスコミ界や芸術界での活動には現実を把握しておく人がそばにいる必要があるからなんですね。それには私はうってつけです。いつも裏方が大好きですから。そういえば、高校生の時演劇部に属していたのですが、その時も舞台に立つ俳優ではなく、舞台を照らす照明係を希望していましたね。照明の力って、舞台を活かすも殺すも出来るんです。この醍醐味を体験したせいか、裏方の力って面白いと思っています。

☆趣味の声楽のレッスンを再開しました。声楽は6歳から習っていたのですが、コレばかりは、声が勝負。練習をしないとすぐにさびてしまいます。6歳から18歳まで、そして、しばらく休止して、30歳からまた再開。かなり続いたのですが、42歳で起業すると忙しくなってまた休止。そして、今度が3度目のスタートです。声をだすってきもちいいだけなく、知らぬ間に垂れだしたお腹の筋肉を引き上げるのにも役に立ちます。レッスンを始めたと同時に、以前から参加していて、これも海外生活のため休止していたゴスペルの練習に参加し始めました。発起人はかの有名な音楽評論家&作詞家の湯川れい子さん、指導はゴスペルの母、亀渕由香さん。このおふたりが率いるその名も「東京女声合唱団」の団員として歌うのです。団員資格はありません。この合唱団はあちこちにボランティアででかけては歌っています。タイで津波災害が起こったときはサントリーホールで催されたチャリティコンサートに参加し、多くの募金を集めました。また、クリスマスにはホテルでチャリティコンサートを開き、細川佳代子さんが日本でスタートさせた知的障害者のための「スペシャルオリンピックス」のための募金活動などをしました。地球、子供、動物を救うために歌う集団です。私はでたりはいったりで、真面目な団員ではありませんが、それでも気持ちだけは合唱団の仲間とともにあります。

ってな具合で忙しい毎日を楽しんでいます。
「この年になったら、楽しいことだけをやるのがいいわよ。今まで大変なことはいっぱいやってきたのだから。」と美容界の第一人者、小林照子さん。「大変でも楽しいと思えることをやる」ってことです。70歳を過ぎた人生の先輩の言葉が胸に残りました。
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プロフィール

蟹瀬 令子

かにせ れいこ

上智大学文学部英文学科後、博報堂に入社し、コピーライターやコピーディレクターとして活躍。1999年、「ザ・ボディショップ」を日本で展開するイオンフォレストの代表取締役社長に就任。
ケイ・アソシエイツ代表として、外資系企業、および国内企業のブランディング、マーケティングを手がける。2007年スキンケアブランド、LENAJAPONを立ち上げ現在にいたる。

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